みなさん、どうも。リケットです。
さて、Samsungの最新スマホ「Galaxy S20」シリーズが発表されました。筆者自身、昨年スマホを買い換える際に「Galaxy S10」や「Galaxy Note 10」などを検討していたこともあり、今回のS20にも興味があります。
そこで今回は、Pixel 4（5.7インチ）と、Galaxy S20（6.2インチ）を比べてみたいと思います。一般的には新しく出た機種の方が優れているはず。Pixel 4に勝ち目はあるのか…
※Galaxy S20では+やUltraなどの上位グレードも発表されましたが、あくまでもベースグレードでの比較です。
スペック比較！
| Pixel 4 | Galaxy S20 | |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 5.7インチ FHD+ 444ppi 1080 x 2280 有機EL 19:9 最大90Hz対応 | 6.2インチ QHD+ 563ppi 1440 x 3200 有機EL 20:9 最大120Hz対応 |
| SoC | Snapdragon 855 | Snapdragon 865 |
| メモリ | 6GB | 8GB（LTE）、12GB（5G） |
| ストレージ | 64GB、128GB（ブラック、ホワイト） | 128GB |
| バッテリー容量 | 2800mAh | 4000mAh |
| 充電 | 18W急速充電 | 25W急速充電 |
| 寸法 | 68.8 x 147.1x 8.2mm | 69.7 x 151.7 x 7.9mm |
| 重量 | 162g | 163g |
| 防水防塵 | IP68 | IP68 |
| メインカメラ | 広角12.2MP 望遠16MP | 広角12MP 望遠64MP 超広角12MP |
| インカメラ | 8MP | 10MP |
| OS | Android 10 | Android 10 |
| microSDカード | × | ○（～1TB） |
| イヤホン端子 | × | × |
| 5G | × | ○（5Gモデルのみ） |
| カラー | ジャストブラック クリアリーホワイト オーソーオレンジ | コズミックグレー クラウドブルー クラウドピンク |
| 価格（最安モデル） | 8万9980円 | 約11万円 |
Galaxy S20の方が良さげな点
引用：Samsung「Galaxy S20、S20+ and S20 Ultra | スマートフォン – Galaxy …」
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-s20/
5Gに対応したモデル登場
ついに5G対応モデルが出ました。Pixelも今年のモデルでは登場させると思いますが、一足早い形です。ただ、日本ではまだ一部地域でしか5Gの恩恵を受けられそうにないので、田舎に住む筆者としては、まだ関係ないかも。
バッテリー容量が多い
これは、Galaxy S20が多いというよりも、Pixel 4が少なすぎます。スマホを使う時間を減らすことができると好意的に捉えるしかありません。1日中カメラを使っていると、夕方までには充電が尽きてしまいます。それに比べれば、Galaxyは標準的ですね。
カメラ 超広角レンズもあり
これも、Galaxyがすごいというよりは、Pixel 4の残念な部分です。超広角レンズは画角の広い写真を撮影するのに必須です。Galaxyのカメラは、相当キレイに撮れますし、画角も広く、フラッグシップスマホの標準といえます。
非常に高い性能
スペックを見る限りではありますが、フラッグシップとして十分な性能です。とくに、Pixel 4のメモリは6GBとやや少なめなので（個人的には問題なし）、不満は出ないでしょう。
microSDカード対応
ストレージを増やせるのはメリットですね。Pixelに関してはクラウドを使ってほしいということかもしれませんが、有料だったり、写真等は画質が下がったりする場合もあるので、搭載されているに越したことはありません。しかも1TBまで対応しています。そこまで必要なのかわかりませんが、動画を撮影する方などには嬉しいポイントです。
Pixel 4の方が良さげな点
本体の大きさ・素材が良い
こんなところを気にする人間は少ないでしょうけれども、Pixel 4は、フラッグシップのなかでも小さい方となっています。とはいえ、Galaxy S20もその部分はだいぶ頑張っていて、重さもほぼ変わらないので、あまり優位には立てていない部分かもしれません。（ベゼルもPixelは太いしね。仕方ないけど）
一方で、Pixel 4のマットな素材とアルミフレームによるサラサラとした触り心地は他のスマホとは一線を画す点でしょう。指紋も目立ちにくく、実用性も兼ねています。高級感がないと言われがちですが、個人的にはそのようなこともないと思いますし、この路線を続けてほしいです。
安い
下記に、Galaxy S20はさすがに高すぎるのではないかということで書きましたので、そちらもご覧頂きたいのですが、Pixel 4は、89980円で購入できますし、Google Storeで度々セールも行っているため、フラッグシップスマホとしては値頃ではないでしょうか。
Galaxy S20 その他、気になるところ
イヤホンジャックがある希少な機種だったのに…
近年のフラッグシップスマホでは、イヤホンジャックが消えています。その中で、Galaxyだけはイヤホンジャックを搭載してきました。
しかし、2019年のNote 10に続き、S20ではついにイヤホンジャックを廃止してしまいました。無線イヤホンの性能が上がっているとはいえ、有線イヤホンユーザーにとっては悲しい事態です。
ミドルシップスマホでは、まだ残っているものも多いですが、今後は減少の一途を辿るのでしょうか。
最低スペックでも10万円超
最低スペックといっても、非常に高い性能を誇るのですが、10万円超えとなってくると、一般ユーザーは離れてしまうのではないかと感じます。Galaxy Aシリーズがあるとはいっても、その場合 中華メーカーも選択肢に入ってくると思いますし、この戦略が吉と出るか、凶と出るか注目したいです。
まとめ：Galaxy S20は、順当にハード面を進化させた
Galaxy S20は、カメラ性能を中心に性能を上げてきたと思います。また、5Gを本格的に搭載しました。ハード面での進化を重視しているといえます。
Pixelは、ハード面よりもソフト面を重視する機種ですので、他のフラッグシップスマホとは異なる進化をさせています。それは良いのですが、やっぱりハード面での最新技術も付けてほしいものだと痛感しました。
Galaxyは、スマホ好きにとって待望の製品であることは間違いありません。これからフラッグシップスマホを買うなら有力でしょう。日本ではSIMフリー版がないのが残念ですけどね。
というわけで、今回はここまで。失礼します。
