【スマホ選び】Pixel 4を1年使ってわかった、スマホに求められるモノは

 みなさん、どうも! リケットです。

 さて、筆者は発売日にPixel 4を購入し、1年以上使ってきました。iPhone 6Sからの切り替えで、初のAndroid端末。OS自体にはとくに不満ありませんが、ハードウェアには不満も出てきます。

 というわけで今回は、私が必要だと考えるスマホの機能や機構、スペックについて紹介します。あくまでも自分なりの考えですので皆さんにも当てはまるかはわかりませんが、ぜひ最後までみていってください。

※Pixel 4本体の写真はiPad Proで撮影

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先に結論:私が求めるスマホの条件はコレだ!

  というわけで、まず最初に私が必要だと感じたスマホの条件を紹介!

  • 片手操作が可能で、ある程度コンパクトかつ軽いもの。横幅は70~74mm前後
  • そうなると、バッテリーは多少なりとも妥協が必要
  • 認証と指紋認証、両方搭載
  • カメラは超広角・望遠含めた3眼が必須
  • 性能は高いに越したことがない
  • 価格は10万円前後まで
  • メイン機はAndroid
  • USB-C
  • できればSIMフリー
  • イヤホンジャックはなくても問題なし

 以下で詳しく説明します。

サイズ:コンパクトがいいが、横幅が狭いとキーボードが打ちづらい

 筆者は、コンパクトを重視しています。とくに外では片手で操作できたほうが便利であると思っているためです。サブ機であれば大きくても別に構いませんが、メイン機は片手操作できることが私なりの条件。なので、Pixel 4を買う際もXLではなくノーマルモデルを選びました。

 しかし、1年使って不便だったのが、キーボードを使う際に誤入力してしまうという点。

 というのも筆者はQWERTYキーボードで文字入力しています。

QWERTYキーボード。一般的なPCのキーボードの配置ですね。

 フリック入力であれば問題ないのでしょうが、どうしてもそちらでは早く入力できず、QWERTYで入力しているのです。ただ、Pixel 4は横幅が68.8mmと狭くキーピッチが狭いため、どうしても打ち間違いが多発します(一方、横幅67.1mmのiPhone 6Sは工夫されているからか、打ち間違いは少なかった印象。ここだけはiOSのキーボードの優れているところかも)。

 なので、もう少し横幅は広いほうがいいですね。もちろん広すぎれば片手操作は厳しいので、70~74mmくらいでしょうか。縦幅はどうでもいいです。まあ19:9や20:9、21:9くらいの比率かな(Pixel 4は19:9)。

重量とバッテリー:軽いほうが好み。そうすると電池持ちが悪い…

 これもメイン機ならば軽いほうがいいです。重いと疲れが少しずつ蓄積する(と思ってます)。片手で操作するならば、軽いに越したことはありません。Pixel 4は162gで、軽い部類に入ります。

 ここで、1つ問題が生じます。それは、コンパクトさと軽さを求めるとバッテリー容量が犠牲になる=電池持ちが悪くなるという点。

 Pixel 4は2800mAhしかありません。はっきりいって電池持ちは悪いです。ガンガン使った場合1日持ちませんからね。もちろん小ささ軽さを求める以上、ある程度妥協すべき部分なのですが、それでも1日は持ってほしいと思います。ここはバッテリー技術の革新を望むしか解決策はなさそうです。

生体認証:顔認証だけでなく、指紋認証も必要

 個人的に顔認証は素晴らしいと感じています。手汗をかきやすいからなのかわかりませんが、指紋では認証されないことがあるためです。

 とはいえ、マスク必須となった世の中では指紋認証が欠かせません。Pixel 4は顔認証しか搭載されておらず、外ではパスコード入力を強いられます。いちいちパスコードを入力するのは地味にストレス

 顔と指紋、どちらか一方で十分というわけではなく、両方必要です(寝ているときなどは顔認証できませんし)。

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カメラ:超広角はあったほうがいい

 これもPixel 4を使ってわかったこと。広角と望遠の2種類のカメラが搭載されているのですが、画角は広くありません

カメラ。見づらいが、広角と望遠が左右に並んでいる
スズキ ハスラー
画角が狭く、車の全体が映らない。

 さまざまな場面で、“もっと画角が広ければなあ”と感じます。そのため、次に選ぶスマホは広角、望遠、超広角の少なくとも3つのカメラが付いているものにしようと決めています(もっと搭載されていても構いません)。望遠も何だかんだ付いていると撮影の幅が広がります。

東京駅Pixel4
東京駅 iPhone6S
東京駅 上がPixel 4 下がiPhone 6S(どちらも広角1倍)
色味こそPixel 4が圧倒的に自然だが、画角の広さ自体はほとんど変わらない

スペック:高いに越したことはない

  性能については、やはり高いに越したことはありません。

 Pixel 5はハイミドルレンジのSoCであるSnapdragon 765Gを採用しましたが、Pixel 4に比べればベンチマークはもちろんのこと、レビューなどを見る限り画面の遷移時間など細かいところでも劣っている印象です。

Pixel 4のantutuベンチマーク

 やはり性能は高いのが正義でしょう。スマートフォンは今やなくてはならない道具となりました。何時間も使うわけです。であるならば奮発して高性能のものを買ったほうがよい、というのが持論です(この下の項目に記している価格との兼ね合いもありますがね)。

 Androidの場合、今であればSnapdragon 865を搭載し(電池食うみたいだけど)、メモリは8~12GB。これくらいは必要かなと思います。

来年はSnapdragon 888が主流になりそう

 また、ストレージは64GBだとちょっと厳しい。現在私は64GB中48GB(76%)使用していますが、ストレージは一定の余裕をもたせることが要求されます。余裕がないと処理が重くなるためです。そうなると128GBは必須です。むしろそれ以上はいらないかも。最近はクラウドサービスへの保存も主流(写真など)ですので。

 筆者はあまりスマホゲームしないので、実のところそこまで高性能は必要ないのかもしれませんが、やっぱりロマンに惹かれてしまいます。

 (ちなみに端子は利便性重視でUSB-C必須。今どきUSB-Cを採用していないスマホなんてあるはずがn(ry )

価格:安いに越したことはないが…(10万円前後で)

 価格に関して言うと、もちろん安いに越したことはありません。

 そうはいっても、上記のような条件を満たす端末となると、主にスペックの兼ね合いで10万円前後にはなってしまうでしょう。まあこれくらいが限度ですね。15万円前後から上はさすがに躊躇します。というか買えません。

そんな自分に合うスマホは、どれ?

 ここまで次にスマホを買う際の条件について挙げてみましたが、一体今買うならばどの機種が最適なのでしょうか。調べました。

Samsung Galaxy S20

Galaxy S20

 というわけでGalaxy S20。これしかありませんでした。

 スペックは以下のとおり。

カラーコスミックグレー、クラウドブルー、クラウドホワイト
本体素材ガラス
ディスプレイ6.2インチ 有機EL
3200 x 1440 (Quad HD+) 20:9 563ppi
リフレッシュレート:120Hz
サイズ151.7 x 69.1 x 7.9 (高さ x 幅 x 厚さ、mm)
重量163g
SoCSnapdragon 865(キャリア版はこちら)
Exynos 990
メモリ 8GB
12GB(キャリア版はこちら)
ストレージ128GB
microSDカード対応(最大1TB)
アウトカメラ広角  12MP f/1.8
超広角 12MP f/2.2
望遠  12MP f/1.0
デジタルズーム最大10倍、光学ズーム最大3倍、デジタルズーム x 光学ズーム最大30倍
インカメラ広角  10MP f/2.2
5G対応
バッテリー容量4000mAh
バッテリー持続時間インターネット使用時間(LTE) 最大15時間
インターネット使用時間(Wi-Fi)最大17時間
インタフェースUSB-Type C
バージョン:USB 3.2 Gen1
認証画面内指紋認証、顔認証
防水防塵IP68
イヤホンジャックなし
OSAndroid
価格約10万3000円~10万6000円前後
購入方法キャリア(NTTドコモ、au)
SIMフリー版なし

  こんな感じで、私の希望する条件をほぼ満たしています。画面は有機ELでリフレッシュレート120Hzなのもグッド。軽く片手操作しやすく、メモリ容量も十分。microSDカードでストレージは増設可能。カメラは3眼構成で過不足なし。認証方法には画面内指紋認証。トレンドです。そして顔認証。やっぱり両方あるといいですね。価格もこれくらいならどうにか買えそうです。

 懸念点は、バッテリー持ち。どうやら気になるという人が多いです。それでもよっぽどガンガン使わなければ1日は持つようなので、それであれば十分でしょう。また、SIMフリー版がないのが残念。まあ最近はキャリアでも端末のみ買うのが簡単になってきたのでそこまで問題ではないかな。あとはイヤホンジャックがないくらいですが、個人的には関係ないです。

 ちなみに来年2021年1月にも次期型のGalaxy Sシリーズが発表されるとの噂(Galaxy S21との名称で噂されてます)。筆者が買うとすれば、さらにその次ということになると思われます。

Galaxy S20Pixel 4とGalaxy S20を比較してみる

他にも良さげな機種はあったが…

 Galaxy S20以外にも、良さげだなと思える機種はいくつかありました。Xperia 1 iiやHuawei P40、OPPO Find X2 Proなどなど。

 ただ、どれも先ほど示した条件に一致しませんでした。重さ200g以上だったり、横幅75mm以上だったり、指紋認証しか搭載されていなかったり、GMS(Googleのサービス。Gmailなど)が使えなかったり。そうなるとやっぱりGalaxy S20一択ですね。Samsungはぜひこのサイズ感の機種を残してほしいものです(もちろん他メーカーにも期待)。

まとめ:コンパクトと電池持ちが両立する未来を!

 というわけでここまでPixel 4を1年使ってのスマホに対する私の思いをお話しました。

 Pixel 4に関して言うと、バッテリー持ちさえよければ名機といっていいと思います。やはり、コンパクト&軽量化を実現するとバッテリー持ちは犠牲になるんですね。

 Galaxy S20も、バッテリー持ちは微妙なようです。さすがにPixel 4ほどではないでしょうけど。それぐらいPixel 4は微妙。ガンガン使わないから1日耐えられています。カメラ性能や各種性能が優れているだけに残念。指紋認証がないのもこのご時世残念です。ソフトウェアだけでなくハードウェアの魅力にも溢れたPixelに期待したい。

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 というわけで、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 それでは、失礼します。

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