みなさん、どうも。リケットです。
さて、この度ついにデスクトップPCがやってきました。これまではノートPCしか持っていませんでしたが、どうにも性能が不足気味で、クリエイティブな作業が厳しい…
というわけでデスクトップPC、それもゲーミングPCを買いました。
それがドスパラのガレリア XA7R-G60Sです。
ただ、このPC、ランキングで上位に入っていません。一体なぜなのでしょうか。
それは、ゲーミングPCとしてはバランスに欠けているためのようです。どういうことなのか、みていきましょう。
スペックは
まずはスペックを紹介します。なお、型番からシリーズとCPUとGPUを推察でき、XA7R–G60SのXはXシリーズ(中間グレード)、7RはRyzen 7、G60SはGTX 1660 Superを搭載していることを意味しています。なので、型番が覚えやすいです。
スペック | 商品名 | カスタム |
---|---|---|
CPU | Ryzen 7 3700X(3.6GHz-4.4GHz/8コア/16スレッド) | |
CPUファン | AMD静音CPUファン(Ryzen 7 3700Xに付属のものと思われる) | |
メモリ | Crucial CT8G4D4DFS832A.8FJ1(DDR4 PC4-25600(3200MHz) 8GB) x 2(計16GB) | +4290円 |
ストレージ | 512GB NVMeSSD:PHISON PS5012-E12S-512G(M.2 2280) 読込速度 3200MB/s、書込速度 2000MB/s 2TB HDD:SEAGATE ST2000DM005(SATA3 2TB 5400rpm) | +7810円 |
マザーボード | AsRock B550 TW(B550 AM4 DDR4 ATX) | |
GPU | Palit GTX 1660 Super 6GB GDDR 6 | |
無線LAN | AsRock 90-MCA0H0-00JBNZ(INTEL AX200 WIFI KIT) (Wi-Fi 6 M.2接続 IEEE802.11ax/ac/n/a/g/b 最大2.4Gbps対応)+Bluetooth 5.0 | +7678円 |
電源 | SILVERSTONE 静音電源 SST-ST75F-GS V3.0(ATX 750W 80PLUS GOLD) ※カスタムなしだと550W 80PLUS Bronze(メーカー不明) | +8778円 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | +2200円 |
価格 | 14万734円(税込)+送料3300円(税込) ※クーポン使用のため、この価格から300円引き |
カスタムしない場合の価格は9万9980円(税別)でした。ちなみに現在は11万480円(税別)になっていますね。グラボの品薄などが影響しているとみられますが、結果的にラッキーなタイミングで買うことができました。
※ただし、純正でもメモリは2666MHzから3200MHzにアップしたようです。なので、単純な価格増とはいえませんね。
また、このPCは「Minecraft Starter Collection同梱版」となっており、マイクラの統合版が付属します。約3000円なので、その分お得かも。少なくとも筆者はマイクラが遊びたかったので早速プレイしています(本当はJava版が欲しいのですが、統合版でもとりあえず楽しい)。
CPUファンはAMD純正品で、最も良いファンだと思われますが、ちょっと音が目立つ印象。ファンはカスタムできなかったので仕方ありません。ヘッドホンすれば気になりませんが。
SSDはPHISON(ファイソン)というメーカーだそう。今のところ問題はありませんので、あとは耐久性が気になる。余裕があればWD製のものなのにカスタムしてもよさげ。
HDDも注文時はメーカー不明でしたが、構成表によるとSeagate製。ここのHDDは評価が分かれていますが、人気はあるメーカーですし、基本的には問題ないでしょう。
マザーボードはAsRock製ですが、TWという型番がついています。これはドスパラ用のマザボ。デザインはSteelLegendに酷似していますが、電源回路やBIOSをチューニングしてガレリア用に設計されているとのこと。詳しくは下記の動画をご覧ください(1:25:30くらいから)。
参考 在宅ワークに!スウェーデン発 骨盤スタビライザー!ほか話題のマザーボード紹介など【週刊ドスパラTV 第202回 8月20日放送】YouTubeGPUはドスパラでおなじみPalit製。無線LANは、デスクトップであれば基本的に必要ないのですが、自宅だとルーターが1階にあり、PCは2階に置くため、有線で繋げられません。そのため、無線LANの子機をカスタムして搭載しました。とくに支障なく使えています。正直Wi-Fi 6はいらなかったのですが、ax非対応の方との価格差が1000円だったのでこちらを選びました。
電源は750Wにカスタムしました。正直、注文したあとに意味なかったかもと思いましたが、今後グラボをより高性能なものに入れ替える可能性もあるので、よいでしょう。
光学ドライブはおそらく使わないのですが、なんとなく付けてしまいました(おい)。現時点で使う予定はありません。
価格は、カスタムなしだと10万円ちょっとで、Ryzen 7 3700X搭載PCとしては破格だと思います。カスタムしても14万円で済んだので、お金の少ない大学生にはありがたいです。
開 封!
いろいろ言う前に、まずは開封して本体をみていきましょう。画像とともに。
本体前面はこのようになっています。端子類が45度の傾斜をつけて、斜めについており、使いやすいのが特徴。USB3.2が前面に4つもついているケースは珍しいですね。(とはいえ4つすべて使うことは基本ない)。
DVDスーパーマルチドライブはカスタムで搭載。ドライブ付きの画像が届くまでみられなかったので、どんな感じか気になっていましたが、非常にシンプルであり、格好いいデザインを阻害していません。正直使う予定はないんですけどね(なぜ付けた)。
気になる点としては、スリープ時の電源ボタン周りの点滅が眩しいです。どうやらこれを設定で変えることはできないようなので、常時シャットダウンするか、隠すしかなさそう。斜めになっているのも余計に眩しさが増す要因に。現在は、寝る前にシャットダウンしています。
左側面は一部分がアクリルに。個人的に全面が見えるパネルよりも覗き見する感じのほうが好みかも。AMD純正CPUファンのみ光ります(レインボー)。BIOSで設定が変えられそうなのですが、変えてません。
背面にはUSB 3.1 Gen1が6つ付いています。不足はないでしょう。IOパネル中央部、金色の突起が横に2つ並んでいますが、これは無線LAN子機のアンテナを接続するためのネジ。有線接続が不可能なため付けたもので、ここに付属の子機を接続します。もちろん有線LAN端子もあり、その他PS2端子やサラウンド用のピンク、黄緑、水色の端子があります。
その下にグラフィックボードからの端子が出ています。左からDVI、 HDMI2.0b、DisplayPort1.4で、それぞれ1つずつの用意です。ミドルクラスのGPUなので、拡張性はそこそこ。必要に応じて分配器を導入してください。
(ちなみに、HDMI2.0bというのは、4K60p出力対応の「2.0」に、静的HDR(HDR10)対応の「2.0a」があり、その拡張版らしいです。具体的には、先述の機能に加え、動的HDR(DolbyVision、HLG)にも対応)
参考 HDR(High Dynamic Range)対応HDMI 2.0b規格についてClick-ImportゲーミングPCとしてはバランスが悪い?
さて、このPCですがそこまで人気ではないようです。
理由はCPUとGPUのバランスが悪いためと考えられます。
ガレリアで、Ryzen 7 3700Xと組み合わされているGPUには、RTX 3070やRTX 3060 Tiなどがあります。
このように、上位のGPUとRyzen 7 3700Xは組み合わさっています。ゲームの場合は、CPUよりもGPUの性能が重要です。そうなると、わざわざGTX 1660 Superとの組み合わせを買うことは選択肢に入らない、ということになります。
では、GTX 1660 Superと組み合わされているCPUはというと、Ryzen 5 3500Xなど。
こちらのほうが安く購入できます。
ただ、筆者の場合はゲームだけでなくさまざまな分野で使用する予定です。動画編集などもしてみたいと考えており、そうなるとCPUを重視したい。というわけでRyzen 7 3700XとGTX 1660 Superの組み合わせを選択した次第です。
本当は自作したかったが…
さて、当初の予定では自作PCを組み立てようとしていました。
春季休暇で休みも長く、ブログのネタにもなりそうなので(正直)、ぜひやりたかったのですが、ちょうどグラフィックボードの品薄&高騰がやってきてしまいました。しかもCPUも値上がり気味… もともと10万円前後でミドルクラスのPCを組む予定でしたので、これは厳しい。ということでBTOに手を出しました。
ちょうど、欲しかったモデルが安くなっていたのも幸い。いつ品切れや値上げするかわからないということで、即刻注文。カスタムしたのにもかかわらず3日ほどで届きました。このスピードには驚きです。
今回はここまで
さて、ベンチマークを測ったりしたかったけど、それは次回にします。
現時点では満足です
それでは、失礼します。