みなさん、どうも。リケットです。
“出るぞ、出るぞ…”と言われ続けてここ数年。なかなか出てこなかったiPhone SEの新型が、待望されていた中、ついに発表されました!
しかもスペックは予想以上! 驚愕です。筆者自身も欲しいと思ってしまいました。というわけで、良さげな点、気になる点を挙げていきます。
iPhone SE(第2世代、以下SE 2)のスペック抜粋(公式サイトによる)
カラー | ブラック、ホワイト、(Product)RED |
容量 | 64GB、128GB、256GB |
サイズ | 幅67.3x高さ138.4x厚さ7.3mm |
重量 | 148g |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ IPS 1334x750px、326ppi 1400:1コントラスト比 True Tone 触覚タッチ |
チップ | A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | IP67 |
カメラ(バックカメラ) | 12MP広角カメラ f/1.8 最大5倍のデジタルズーム 光学式手ブレ補正 サファイアクリスタル製レンズカバー 次世代のスマートHDR(写真) 自動手ブレ補正 |
ビデオ撮影 | 4K(24、30、60fps) 1080p HD(30、60fps) 720p HD(30fps) 拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) 光学式手ブレ補正 最大3倍のデジタルズーム 1080pスローモーション(120、240fps) 手ブレ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 映画レベルのビデオ手ブレ補正(4K、1080p、720p) ステレオ録音 |
フロントカメラ | 7MPカメラ f/2.2 1080p HDビデオ撮影(30fps) 写真の自動HDR 自動手ブレ補正 映画レベルのビデオ手ブレ補正(1080p、720p) |
Touch ID | ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
電源とバッテリー | iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間 ビデオ再生:最大13時間 〃 (ストリーミング):最大8時間 オーディオ再生:最大40時間 高速充電に対応: 30分で最大50%(別売り18W以上のアダプタ使用) ワイヤレス充電(Qi対応) |
OS | iOS 13 |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
発売日 | 2020年4月24日(金) |
価格(税別) | 64GB:4万4800円 128GB:4万9800円 256GB:6万800円 |
iPhone SE 2の良さげな点
良さげな点です。
- iPhone 11 Proと同じA13チップ搭載
- iPhone6~8のサイズに軽い本体
- ホームボタン搭載。指紋認証
- スペックの割にコスパ良し
iPhone 11 Proと同じA13チップ搭載
iPhone SE 2には、11 Proと同等のチップ(スマホの頭脳)である「A13」が搭載されています。つまり、iPhoneの中で最強の性能を誇るわけです。事実上の廉価版なSE 2ですが、スペックに関しては必要以上と言えます。
iPhone6~8のサイズに軽い本体
サイズも小さめで、初代SEと比べれば さすがに大きくなるものの、iPhone 6、6S、7、8とほぼ同じサイズなので、片手操作がしやすいことは間違いありません。筆者は6Sを所有していますが、使いやすさという点では最近の巨大化したスマホより上だと考えます。
また、重量も注目すべき点です。148gです。これは8と同じで、6や6Sなどと比べると多少重くなるものの、これも最近のスマホと比べると軽くなります。個人的には軽さを重視する派のため、魅力的に感じる部分ですね。
ホームボタン搭載。指紋認証
iPhone 8と同様のデザインであるSE 2では、ホームボタンが搭載され、認証もFace ID(顔認証)ではなく、Touch ID(指紋認証)です。
筆者としては顔認証のほうが好きです。手汗をかきやすいからか、6Sではよく認証が行われません。今、メインで使っているPixel 4は顔認証のため、その点では有利だと思います。
一方で、ここ最近は外に出る際、マスクが必須です。そうなると、いちいちパスコードを入力しなければならず面倒だと感じます。また、顔認証は寝ているときなど認証されないこともあります。そこで指紋認証の良さを再認識している方は多いのではないでしょうか(筆者がそうです)。Touch IDのSE 2は気になる端末となるはずです。(本当は両方付いていれば良いのでしょうけど)
スペックの割にコスパ良し
まあ、スペックの割にといっても、11シリーズと比べれば妥協点も多いわけですが、A13チップを搭載し、必要十分かそれ以上のスペックを有する割には4万4800円(64GB)と、5万円を切る価格で用意してきました。128GBでも5万円ちょっとですから、コスパは相当良いのではないでしょうか。初めて購入するスマホとしてもよし、6、6Sなどからの買い替えもよしといった端末になりそうです。
気になる点
- USB-Cではなく、Lightning端子
- スペック・デザインには物足りない点も
USB-Cではなく、Lightning端子
これはSE 2に限らずiPhone全般に言えることですが、コネクタにUSB-CではなくLightningを採用しています。iPhone 8の型を流用するにあたり、コストの面などから難しかったのだとは思いますが、いまやUSB-C以外を搭載するのはいかがなものかと… 少なくとも今回が最後のLightning端子になることを願います。
スペック・デザインには物足りない点も
高性能なチップを搭載した一方で気になる部分もあります。
iPhone 11などと比べて、特に違いが見られるのが「カメラ」です。広角レンズも搭載している11に対し、レンズが1つのみでどうしても差を感じてしまいそうです。ただ、ポートレートモードが使えるなど、さまざまな機能はついており、カメラにこだわらない人なら全く関係ありません。
ディスプレイも有機ELではなく液晶です。ただ、iPhoneの液晶ディスプレイは相当綺麗なので、比較しなければ問題はないでしょう。
防水性能もiPhone 11のIP68に対し、SE 2ではIP67です。ただし、これは水深1mで最大30分間浸水しないというもので、基本的に大きな違いとは言えません。
そして、バッテリーの駆動時間も気になる点です。iPhone 8とほぼ同じだそうですが、少なくとも11などの最新機種よりは短いです。1日中フルで使うような使い方でなければ問題ないでしょうが、どこまで持つのか興味があります。
デザインもベゼルが太く、やや古さを感じるかもしれません。8の使い回しであることを考えれば仕方ありませんが。また、フロントは全色で黒となります。画面との色を合わせた形ですが、個人的には指紋がより目立ってしまいそうです。
そのほか「5G」にも対応していません。現状では必要ありませんが、今後数年の使用を想定すればネックになるかもしれません(そのときは買い換えれば良いのですが)。
まとめ:無難で万人受けするiPhoneに
というわけで、iPhone SE 2について調べていきました。
初代iPhone SEに比べて大きく、重くなったSE 2ですが、それでも小さく、軽い方であり、使いやすい端末といえます。
スペックは十分で価格も安いとなれば、万人受けすることは間違いありません。6や6Sからの買い替えはもちろん、サブ機としての需要もありそうです。
かくいう筆者も、物欲を刺激されています。ちょうどこのタイミングで、政府から1人10万円給付が発表されましたし、せっかくなので消費に回したい…(そのお金はアメリカのアップルに支払われますけどね) まあ買うかどうかは後々ということで。
今回の記事はここまでです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、失礼します。