Pixel 4の目玉機能「Motion Sense」が使えるようになった! けれど・・・

 みなさん、どうも。リケットです。

 さて、Googleのスマホ「Pixel 4」発売から早3ヶ月半。ついに、Pixel 4の大きなアイデンティティである「Motion Sense」が、日本でも使えるようになりました!

 もともと、日本での開始時期は春頃と発表されており、思ったより早く認証されたなというのが正直な印象です。

 今回は、この機能がどう役立つのか紹介するとともに、現時点での感想をお伝えします。

Motion Senseとは

 まず、この「Motion Sense」が、どのようなもので、何に使えるのか紹介します。

 簡単に言えば、「手を触れずに、ジェスチャーを認識して操作できる」機能です。

 そう言われると、何だか未来感がありますね。

 Pixel 4には、画面上のベゼル内、スピーカーの横に「Soli レーダー」と呼ばれるセンサーが搭載されていて、これでジェスチャーを認識するわけです。

 では、どのような使用法があるのか、以下に一例を挙げます。

  • 端末に触れず曲をスキップ、画面がオフのときや、別のアプリ使用時もスキップ
  • 近づいたときに画面をオンに
  • 手をさっと動かすだけでアラームをスヌーズ、タイマーをオフ
  • 手をさっと動かすだけで着信音を瞬時にミュート

 この機能は、ポケットやバッグに入っているときはオフになります。あくまでも新機能のため、誤検出もあるようで、今後改善する予定だそうです。

対応アプリ、少なすぎ・・・

 さて、この機能なんですが、ほぼ使用可能なアプリがありません。サードパーティ製は仕方ないとして、Google純正のアプリでさえ、まともに対応していないのです。せっかくの技術、活かすことができないと何の意味もありません。せめてGoogleのアプリだけでも対応してください…

使ってみた! 個人的な感想を

 ここからがレビューです。気になった部分を挙げていきますよ。

近くに端末があるとオンになる

 近くに端末があると画面が付く。

 付くんです。

 ということは、裏を返せばデスクで作業中、横に端末を置いておくと、常時 画面がついた状態(時刻、天気などのアンビエント表示)になります。作業時は端末を自身から離しておけ! というGoogleからのお達しかもしれませんが、やっぱり気になりますね。

 公式によれば、半径約0.6mの範囲にいる人を感知するようなので、作業中のすぐ横に置いておけば起動してしまう訳です。Pixel 4は、電池の持ちがあまり良くありません。したがって、アンビエント表示はオフにしておいたほうが良さそうです。

顔認証は、多少良くなったか

 顔認証がより速くなるということでしたが、元からそこそこ速かったため、そこまでの違いは感じません。まあ満足です。

アラームのスヌーズ、着信音ミュートはまだやっていない

 起床直後に、画面上で手をさっと振るなんてできません。ぼーっとしてるので、いつもどおり画面に触れて操作してしまいます。

 着信音に関しては、基本電話が来ないので使えません。

タイマーオフは、料理中など便利そう

 タイマーのオフを、画面に触れずにできるのは便利です。料理中などは手が濡れていたり、汚れていたりしますからね。現状Motion senseの恩恵を一番受けている部分かな。

曲の送りはできるけど・・・

 曲を聞いている途中、手を振ると次の曲に送ってくれますが、反応は少し悪い印象です。誤動作を懸念しているのかもしれません。もしくは、自分の操作がおかしいのか。

ポケモンが手を振ると反応してくれるよ!!!! 可愛くて楽しいです

 これだけで価値がある。それが、ポケモンの動く壁紙です。

 標準で入っている壁紙なんですが、手を振ったり、近づけたりすると反応してくれます。すごく可愛いです。

ピカチュウ 安定の可愛さである
メッソン 筆者のポケモン剣のパートナー。可愛い
サルノリ
ヒバニー
イーブイ

 ただし、この壁紙、上記画像の下部に表示されているとおり電池使用量が増えます。ただでさえ電池の持ちが悪い(今記事2度目)ので、実際に壁紙にするのは迷ってしまいますね。(このスクショの電池残量が少ないのは、たまたまです)

まとめ:もっと対応アプリ、増えてくれ

 ここまで、Pixel 4唯一の目玉機能「Motion Sense」について調べてみました。

 これが気になってPixel 4にしたという部分も大きいのですが、現状ではとにかく使えるタイミングが少なすぎます。本当にタイマーを切るぐらいになりそう。まだ出始めの機能だから仕方ないのですが、もっと多くの場面で利用できるようになると良いですね。

 というわけで、今回の記事はここまで。ありがとうございました。

 それでは、失礼します。

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