みなさん、どうも。リケットです。
筆者は大学生です。大学のオンライン授業が始まってもう1年近くになります。社会人の皆さんも、テレワークの機会が増えたはずです。
大学生となると、この先就職活動がやってきます。そうなるとヘッドセットは必要不可欠。PCのマイクは口元から遠く、音質もそこまでよいとはいえないからです。
そこで、今回はヘッドセット(イヤホンマイク)を購入しました。筆者が求めた条件と、それに唯一適合した商品、それに、商品を使用した感想をお伝えします!
ヘッドセットって、どう選べばよいの?
さて、ヘッドセットを選ぼうとするわけですが、ネットで検索してみると溢れんばかりの製品がヒットするため、どう選べばよいかわからなくなります。
では、どこに注目すれば欲しいヘッドセットが見つかるのか。それは、以下の2点です。
- PCへの接続方式 Bluetooth(無線)か、ステレオミニプラグか、USBか
- ヘッドホンタイプか、イヤホンタイプか イヤホンタイプの場合は装着部分がカナル型か、インナーイヤー型か。また、片耳タイプか、両耳タイプか
- マイクの指向性は単一指向性を
とりあえずこの2つを見ておけば大丈夫です。次に、それぞれを細かく見ていきましょう。
PCへの接続方式
Bluetooth…無線は便利だが、仕事での使用は注意
最近のイヤホン、ヘッドホンはBluetoothによる無線接続が多くなっています。やはり線がないのは便利ですよね。私は上記に出ているPixel Budsを現在使用していますが、イヤホンを付けていることをつい忘れてしまうほど快適。
ただし、仕事や就職活動などで用いるのは注意が必要かも。無線の場合は充電が必須です。そのため、長時間使用する場合は途中で電池がなくなってしまうおそれがあります。また、充電をし忘れるリスクも考えられます。
さらに、接続が不安定になる可能性も。確率は低いと思いますが、有線に比べれば安定度が低いのは確か。少なくとも仕事用ならば有線が確実です。
その他、マイクの位置がやや遠くなるのもマイナス。ヘッドセットはマイクが最重要ですので、気をつけましょう。
Pixel Buds 開封! Google純正ワイヤレスイヤホン その出来は?ステレオミニプラグ…悪くはないが、ノイズのおそれ
ステレオミニプラグは、4極プラグのものと、3極2プラグのものがあります。
3極2プラグというのはマイク入力とオーディオ出力用の2つの端子に分岐しているタイプに使用するもので、デスクトップPCを中心に見られます。
一方、4極プラグは、マイク入力とオーディオ出力が1つになっているタイプです。近年のノートPCはだいたいこのタイプでしょう。
ですので、自分の使用するPCの端子に合わせて購入するようにしてください。ただ、異なるタイプであっても、変換用のケーブルはあります。
ステレオミニプラグは、有線のため途中で接続が切れたり、充電の心配をしたりする必要がありません。
注意が必要な点もあります。ステレオミニプラグはデジタル信号をアナログ信号に変換して音声を提供します。
この際にノイズが入りやすいのがステレオミニプラグの欠点です。PC内部はノイズが多く、これがどうしても入ってしまいます。これにより、音声が聞き取りづらくなるおそれがあります。
また、ステレオミニプラグ製のイヤホンマイクには、スマホ用のものがあり、PCでは扱えない場合(マイクが機能しないなど)もあるので注意してください。
USB…ノイズが入らず、もっとも無難
USBは、その名の通り、PCのUSB端子に接続するタイプです。
このタイプも有線ですので、安定して接続でき、長時間でも安心して使用可能です。
この接続方式の利点は、デジタル信号で音声を伝送するため、そもそもノイズが入る隙が生じません。ノイズが入らないので、聞き取りやすいのです。
今回筆者は、この方式のヘッドセットを選ぶことにしました。
↓エレコムの安いヘッドセット。評判は悪くありません。コスパは最強です。
ヘッドホンタイプか、イヤホンタイプか
ヘッドホンタイプか、イヤホンタイプか、それぞれに違いがありますが、基本的には好みで決めてしまってかまいません。
ヘッドホンタイプ…音声を確実に聞きたいならこれ一択
ヘッドホンの場合、外からの音を遮ることができるので、音をしっかり聞くのに適しています。
また、イヤホンタイプに比べ、長時間つけていても疲れにくいので、会議やオンラインゲームなどで長時間つけるのであればヘッドホンタイプでしょう。
ヘッドセットで検索すると、大半がこのヘッドホンタイプです。迷ったらこちらでよいでしょう。
欠点としては、常に両耳つけなければならないため、片耳だけ装着したい場合はおすすめできません。
また、持ち運びも大変なので、外で使う場面には適していません。
↓ゼンハイザーのヘッドセット。お高めですが、評判です。仕事で使うならば、良質な製品も検討してみてください。
イヤホンタイプ…さまざまな種類があります
イヤホンタイプ、といってもさまざまな区分けがあります。
まず、片耳タイプか両耳タイプか。片耳タイプは外で使うのに便利で、運転中にも両耳を塞がないので、会話しながらの移動にも使用できます(運転中の会話はあまり推奨できませんが…違法ではありません)。
イヤホンタイプの多くが片耳です。
両耳タイプは、そもそも商品数が少なく、検索をかけてもあまりヒットしませんが、一部存在します。両耳でも片耳でも使うことができ、持ち運びも十分しやすい。
ちなみにイヤホンタイプの大半がステレオミニプラグ接続であり、USB接続は少なめ(スマホ向けの製品がメインなんでしょうね)。基本的にはヘッドホンタイプに各社力を入れているようです。
片耳タイプの製品の例↓ ちょっと評価は割れ気味。
また、イヤホンといえばカナル型とインナーイヤー型があります。
このPixel Budsのように、耳を密閉するような形で装着するのがカナル型です。装着部にイヤーピースがついています。密閉されるため音を聞き取りやすくなり、音漏れの心配も少ないです。
欠点は蒸れやすいこと。外耳炎のリスクが高まります。それに、イヤーピースが耳の形に合わず、うまく装着できないことも。自分に合うイヤーピースを探す手間が発生しますので、注意が必要です。
↓の製品はカナル型のタイプ。4極プラグなので若干ノイズが入ることもあるようです
一方のインナーイヤー型は、iPhoneにかつて付属していたEarPodsや、初代のAirPodsのように、先端にイヤーピースがついておらず、耳を密閉しない形のイヤホンです。密閉しない分、耳が蒸れにくく、楽に装着できます。
欠点は、音漏れのおそれがあること。大音量にすると音漏れします。カナル型ほど音もよくありません。また、こちらも耳の形に合わない可能性があります。イヤーピースでの調整もできないので、こちらのほうも注意が必要です。
マイクの指向性は単一指向性を
マイクには指向性というものがあります。
指向性というのは、音声の入る方向を指します。
単一指向性のマイクというのは、正面からの音を集中的に集めることができ、他の方向からは入りにくくなっています。そのため、会話に向いているといえます。
他には、無指向性と双指向性があります。無指向性は360度から音を集められるもので、環境音全体を録音するのに向いています。双指向性はマイクの表と裏面に指向性があるタイプです。単一指向性が両方向についている感じですね。2名が向き合って会話する場合に役立ちます。
よって、テレビ会議などの際に有用なのは単一指向性となります。ヘッドセットの場合、多くは単一指向性ですが、今回筆者が購入したものなど、イヤホンタイプの場合は指向性が無いものもあります。周りが静かな場所で使うならばどちらでもよいかな。
今回買ったヘッドセットは
というわけで今回購入したヘッドセットはこちらです。
OKCSCのヘッドセットです。楽天市場で2088円でした。
USB接続かつインナーイヤー型の両耳イヤホンタイプとなると、これしかありませんでした。
(なお、このヘッドセット紹介の後に載せていますが、新製品U200が2021年1月に発売されたようです。今から買うならそちらをオススメします)
型番が載っていないですし、正直使えるのかと気になりましたが、2000円と安かったのでダメだったら買い換えようという軽い気持ちで購入。
結果的には問題ありません。音もそれなりに拾えていますし、イヤホンの音質も十分。マイクは口元よりやや下にある印象なのは残念。そして、無指向性です。静かなところで使うから問題ないと判断しましたが、イヤホンタイプの欠点ですね。
音量調整もマイク部にあるスイッチで行なえます。音量を上げるとかなりのボリュームになり驚くほど。
最後に、最大の欠点を紹介します。
それは、ケーブル長。約2.5mもあるので、日常の使い勝手も持ち運びにも不便です。まあ短いよりはましですが。
欠点も目立ちますが、2000円と安いですし、金銭面で余裕のない人にとっては問題なく使えてコスパの良いヘッドセットとなっています。
したがって、今から買うならこちらの製品をオススメします。
同じくOKCSCから出たU200というヘッドセットです。2021年1月に発売されたようなのですが、ケーブルの長さが約2.0mと短くなり、持ち運びや使いやすさの向上に寄与しています。また、カラーバリエーションが追加され、グリーンやシルバーが選択可能です。グリーンが綺麗でよさげです。
レビューは少ないですが悪くはない模様。今から買うならこちらでしょうね。
(もっと早く発売してくれていたらよかったのに… ぐすん)
というわけで、ここまでOKCSCのヘッドセットの紹介でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、失礼します。