みなさん、どうも。リケットです。
さて、大学生である筆者は、よくシャープペンシルを使っています。その中で気に入っているのが「クルトガ」（三菱鉛筆）です。これまで、「スタンダードモデル」、「パイプスライドモデル」、「ラバーグリップ付」、いつの間にかバッグに入っていた（!?）「ユニアルファゲル搭載タイプ」を持っていて、最近は「アドバンス」を用いています。
そんなクルトガの最新モデルが、2020年1月30日（木）に発売されていました。その名も「アドバンス アップグレードモデル」です。
先日、文房具店にふと入ったときに初めて存在を知りました。そして、即購入。今回は、使ってみた感想をレビューします。
「クルトガ」の特徴
まず、クルトガの特徴から紹介します。
引用：三菱鉛筆「シャープ」https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/#sharp
クルトガには、「クルトガエンジン」なるものが搭載されています。これは、書くたびに芯を少しずつ回転させることで、芯先が円錐状になり、常に先が尖った状態となる仕組みです。よって、一定の細さ・濃さで書けるのです。
そして、このクルトガをさらに進化させたのが、2017年発売の「アドバンス」です。
アドバンスでは、クルトガエンジンを進化させ、2倍速く回る「Wスピードエンジン」としました。40画で1回転の従来エンジンに加え、Wスピードエンジンは20画で1回転するため、さらにとがりやすくなります。
その他、先端から芯を出さなくても筆記可能な「芯折れ防止機構」にも対応しています。
今回発売した「アドバンス アップグレードモデル」は、このアドバンスを改良した製品です。
アップグレードモデルは、どこが変わった？ 感想も併せて
では、アドバンスに加え、このアップグレードモデルで改良された点がどこなのか、見ていきましょう。
この色、水色かと思って買ったら緑でした。綺麗な色なんです。
まず1つ目は、グリップ部分がパンチング加工されているところです。「アドバンス」や「スタンダードモデル」では、グリップ部分がなく、長時間使っていると中指の当たる部分が痛かったのですが、このモデルでは痛みが大きく緩和します。高級感も出て良いですね。
2つ目は低重心設計です。
（左：ラバーグリップ付 中：アドバンス 右：アドバンスアップグレードモデル）
先っぽとグリップ部分が金属製であり、上の方はくびれができています。スリムに絞ることで、スマートなデザインとなり、低重心を実現しています。したがって、より安定した書き味を生み出しているわけです。
さらに疲れ知らずで書き続けられる、良い製品に成長したと思います。
その他、気になる点
値段はお高め
アドバンスが550円＋消費税なのに対し、アップグレードモデルは1000円＋消費税です。正直高いです。なので、進化した点にそこまでの価値が感じられない方は、従来のアドバンスで十分とも感じます。
通常色の方が高級感あるかも
引用：三菱鉛筆「アドバンス アップグレードモデル」https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/advance/advance2001.html
上の画像に掲載されている4色が通常色なのですが、こちらはグリップ部分なども同色になっています。先に紹介し、購入した緑のペンは限定色なのですが、通常色のほうが何だか高級感があるように思います。限定に弱いので、緑色を買ってしまいましたが（オレンジの限定色もある）、高級感を求めるならば、通常色をオススメします。
もちろん、限定色も良い色ですけどね。
三菱鉛筆×東急ハンズ クルトガアドバンス アップグレードモデル 0.5mm M5-1030 オールブラック
価格さえ納得できれば、現状のクルトガ最高モデル
ここまで、「アドバンスアップグレードモデル」について見てきました。
「アドバンス」は、クルトガをさらに昇格させたモデルであり、クルトガを購入するならこちらにすべきです。そして、今回の「アップグレード」は、その上位版といえます。とくに、中指への痛みという欠点を改良したのは素晴らしく、それだけでも選ぶ価値があります。
問題としては、「アドバンス」と比較して倍近い価格でしょう。シャープペンに対する価値観は人それぞれだと思います。ですが、毎日長時間使うという方であれば、グリップが改良された新モデルを推します。その高い価格に見合う意味を感じられる製品です。ぜひ、買ってください。
（なんか、企業の回し者みたいだな…）
というわけで、今回の記事はここまで！ お読みいただきありがとうございました。よろしければ他の記事もご覧いただけますと幸いです。
それでは、失礼します。
